講師紹介

さわせ たり 

https://thalie.works (講師作品、プロフィール詳細)

10歳より油絵を学ぶ。詩とお話ノートを作り、小学校の先生に見てもらい始める。

1990 嵯峨美術短期大学美術学部美術学科洋画コース卒業

2022 東京工芸大学大学院芸術学研究科博士前期課程メディアアート専攻デザイン領域修了(芸術学修士)


◆ 講師歴など

2000~2004  Ray Art School 渋谷校 スクールマネージャー、絵画講師

2001~2002  ㈱ヨークカルチャー武蔵小杉、綱島、厚木教室にて「天然石アクセサリー講座」開講、講座講師

2003~2004   NHKカルチャーセンター宇都宮教室「天然石アクセサリー講座」開講、講座講師

2003~2006  paolo bottniにて、 恵比寿店、京急百貨店上大岡店舗「ワイヤーアクセサリー講座」「beads de 銀粘土」、開講、ワイヤーアクセサリー講師育成講座などカリキュラム考案、講師担当、作り方レシピ原稿、イラスト作成

2003~2021   Ray Art School 渋谷校にて 講師企画講座として絵本講座開講、絵本講座講師

2007~2008   公益財団法人日本生涯学習協議会主催パールストリング講座、教科書編纂、本部講師

       カリキュラム及び講師養成カリキュラム、教科書原稿作成・イラスト作成、本部講師

       ニューヨーククリスティーズのストリンガー丸橋美方先生の書籍及びカリキュラムの編纂業務

       雑誌『ビーズ・ビー』パッチワーク通信社にて「コスチュームジュエリーストリングスタイル」連載企画

       vol.19号〜vol.21号:毎号見開きページにて参考作品と作り方、技術などについての記事執筆、参考作品

       のデザイン、制作を担当。

2010     JTBカルチャーサロン新宿教室「絵本を作ろう講座」開講、講座講師

2008~2011   和光大学オープンカレッジぱいでいあ「オリジナル絵本を作ろう」開講、講座講師

2018      第62回日本私立小学校連合会全国教員夏季研修会「絵本づくり」講習、講座講師

2019      埼玉純真短期大学オープンカレッジ「コラージュ・切り絵で作る絵本的絵画」講習、講座講師

2018~2020  国語塾にて小学校1年生~中学生対象とした作文講師

2021~  横浜にて「さわせ たり創作アトリエ」開講、講座講師

ちょっと長めの絵本講座誕生ばなし

子どもの頃から、本や絵、装飾紋様などが描くのも見るのも大好きでした。父が大学教員で家の本棚にたくさんあった本をいつも勝手に開いて眺めていました。

関係ないけれど、祖父が時計・宝石店で働き、父が山登りなどで石を拾ってきてコレクションする人で、私の石好きも子どもの頃から始まり、現在の鉱物のアクセサリーづくりにつながったのではと思います。

10歳で油絵を習い始め、同じ頃、自分で勝手に「詩とお話ノート」を作リ、小学校の先生から赤ペンで感想をもらうのがいつも楽しみでした。

18歳で美大を受験し、国公立など第一志望は完敗。親が美大進学に賛成ではなかった為、浪人は許されず、滑り止めで受験した京都の美術短大へ進みました。そこで、絵本童話同好会というサークルに入りました。入った当初、先輩2名、私と友人2名、計4名の弱小サークルでした。2期生になった時、同級生の男性が部長として入部し、私は副部長になりました。その部長が新入生を次々と獲得し、サークルを20数名まで広げ、サークルで様々な企画ができるようになりました。

部長と共に好きなイラストレーターの方のイベントのお手伝いに行ったり、月毎にテーマを決めてお話を考えたり、楽しく遊びながら考え制作した1年でした。

2000年に渋谷にあるアートスクールに入社した際、スクールの社長に美短当時の絵本童話同好会のサークルのお話を日常会話の中でしていました。当時、誰が講師をやっても生徒さんがやがていなくなってしまう魔の絵画クラスの時間帯が発生し、社長が「どうせなら変わったことしよう!」と「絵本講座やらない?」と誘われました。その時は「やらない。」と断りました。絵本作家でもない自分がとうていそんなことできないと思ったからです。

しかし、しばらくして習い事雑誌に「絵本講座開講!」の広告が出ているのを見つけました。社長に絶対嫌だと話しましたが、社長は私が話した絵本のお話が面白かったから、あれをみんなに話してほしい、売れない画家は絵画講師をやってる人がいっぱいいるのに、なぜ、絵本だけやったらダメなの?みんな作家になりたい人ばっかりじゃなくて楽しみたい人もいると思う、と話してくれました。返す言葉もなく、募集してもきっと生徒が集まらないだろうと考えて渋々承諾。しかし、午後クラス8名、夜クラス4名の人が集まり、びっくりして慌てて説明会を開きました。教えるのはこの私で、これを受講しても作家になれる訳じゃなく、私がみんなとできることは3ヶ月で1冊の本を一緒に楽しみながら、苦しみながら制作することですと。。

しかし、ご了承いただき、みんな受講してくれました。2003年の秋でした。

そして、開講できた講座は、私が考えたカリキュラムを生徒さんたちが楽しんで取り組んでくれ、それぞれの作品の生まれる場に立ち合わせてもらい、楽しい時間と多くの学びの時間を過ごしました。

それから、20数年驚いたことに、絵本講座を続けさせていただいております。講座をする時に私ができること、できないことを考え、どういった講座にしたいか、提供できることは何か、逆にできないことは何か、絵本を作る上で何を一番大切にしてほしいのかを考えながらカリキュラムを立ててきました。

私が考えたのは、表現者になる人もならない人も等しく自分が持っている想像力というギフトを引き出し、楽しめる場づくりがしたいこと、アート初心者、絵を描いたことがない人も、逆に経験がある人も共有できる制作のベースとは何かを考え、作りたいという思いを持った人が制作するために必要な発想力や技術は何かということでした。

そして、作った人の「その人らしさ」をどう魅力的に引き出すか。

自分の作品を考える時は自分の出発点、自分の方向をとことん考えるけれど、講師として立つ時は、それぞれの生徒さんのしたいこと、立ち位置、方向性を出発点に考えようと決めました。

そして、生徒さんたちには、「私は講師という立場で関わっているので、今の表現の地点からこうしたらこの表現の地点にいけるのではないかという助言やアドヴァイスをします。それは当人が嫌だなと思うであろうことも真剣にお話します。もちろん、その時点で私の視点からベストと思ったことを話しますが、それはあくまでも私の視点です。それをするかしないかは、制作するあなたの責任において選択してください。それを自分で考えて選択するのも学びであり、表現の1歩です。選択を誰かに委ねている限り、ご自身の学びにならないと考えています。」とお伝えしています。

自分で感じて考えて実際にしたことを積み重ねていくことでしか、表現力は伸びないと私は思っているからです。

そして、それがあなたの想像力と表現に敬意を払うことだと感じています。

ですので、私の絵本講座で目指す作品は、その人自身や人生が滲み出ている絵本づくりです。

絵本創作を通じてさまざまな方の人生や魂と触れ合った時間は私にとって何にも代え難い宝物です。

ご興味ある方は、初心者の方も経験者の方も一緒に作る場を共有しながら、その人らしい作品づくりに一緒に取り組んでいけたらと思います。

今までご受講いただいたのは12歳から80代の生徒さんたち、初めて絵本を作る方から経験者まで、主婦の方や学生、美大芸大生、OLの方、幼稚園の先生、小中、高校の先生、大学の先生、国家公務員の方、芸能の方、作家の方、イラストレーターやクリエイターの方、お母さんたち、お父さんたち、会社の社長さんから会社員の方まで様々な方々にご受講いただき、入門クラスで絵本を制作された方は延べ1000名を超えました。

絵本を作りたい方でこちらの講座にご興味ある方ならどなた様も歓迎です。

お会いできるのを楽しみにしています。